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UX KANSAI 2016 #08 ペーパープロトタイピング

本日もUX KANSAI2016に参加。今回で早8回目。浅野先生とお会いするのも、UX KYOTO 中級ワークショップから数えて10回になりました。

 

本日のワークショップの内容は以下の通り。

 

13:00〜 講義(ペーパープロトタイピング)

13:30〜 画面設計(詳細ワイヤーフレーム

15:00〜 アクティングアウト用背景資料の作成

15:30〜 アクティングアウト立ちげいこ

16:30〜 アクティングアウトとフィードバック

 

 

■講義(ペーパープロトタイピング)

  • プロトタイプとプロトタイピング
    プロトタイプとは、早い段階で、ダンボールで作ったモックアップや、画面の手書きイメージと、そのストーリをどんどんと作っていくこと。プロトタイピングはそれを評価すること。
    ここで注意が、パソコンで、綺麗なプロトタイプは作らないこと!!
    人は、そこそこ綺麗にできているものを見ると、それで満足してしまう。ある程度はラフになっていると、その画面構成の本質に気づける。
    これはその通りだと思う。パソコンで作られていると、綺麗にできていれば、それでOKに感じてしまうし、逆にパソコンで作っているのに、線の高さがずれていたりすると、とっても気になってしまう。
  • スマホアプリが、昔のツリー構造からUXフローによるインターフェース設計に変わった理由
    前回のセミナーで、先生から、昔のWEBサイトは、図書館学にあるような、ツリー構造がベースとなっていたが、今は、人が使う順番でIAされているとのこと。
    この理由が先生からお話があった。

    「ツリー構造は、ユーザーがその構造を全て理解していれば、非常に強力になる。昔は、機能が単純だったため、ユーザーは用意にその構造を理解していたため、ツリー構造で問題なかった。ただ今は高機能・多機能になっているため、ユーザーはその構造を把握仕切れない。よって、ユーザーの手順でインターフェース設計をしないといけない」

    なるほど。すごく納得です。何故ツリー構造が淘汰されていったのか、すごく納得できました。
  • アクティングアウトとオズの魔法使い
    アクティングアウトは、企業では難しい。恥ずかしがってしまうから。とのこと。もちろんそうだと思うのですが、個人的にはもう一つ関西人には理由がある気がします。
    「笑いを取りに行ってしまう」
    後ほど詳しくアクティングアウト実施の時のことを書きますが、各チームがどこかで笑いを取りに行ってしまっていたと思います。本来、各チームが考えているサービスには、笑顔はあったとしても、吉本新喜劇的な笑いはおそらくどこもないはず。
    恥ずかしくて笑いを取りに行ってしまうケースもあると思いますが、人前で何かするときに、笑いを取らないといけないというなんか、一種の強迫観念が関西人にはあるのではないかと感じました。
  • これからはデジタルが登場しないサービスはありえない
    今回のセミナーでは、しまなみ街道で、提供できるサービスを考えていました。特に旅に関する方向で考えていると、デジタルが登場する場面があまり出てこないストーリーを作っていました。が、先生からこのお言葉が。確かに。奥さんからよく怒られるぐらいスマホ中毒の私は、旅行中もことあるごとにスマホを取り出している。歩いて信号で止まれば、ほぼ間違いなくスマホをチラ見する。なのに考えている旅にはあまりスマホが出てこない。
    このご指摘をいただいてから、ストーリーにもう少しデジタルが登場できないのか、考えてみましたが、なかなか思いつかず。

 

■画面設計(詳細ワイヤーフレーム

これは、もう画面を作るだけ。ここら辺は得意。

UX KYOTO中級ワークショップでも同じように作成したのですが、その時も、今回も、チームのメンバーは、自分のスマホを取り出し、よく使うアプリの画面を参考にしていた。やっぱり、新しい画面構成は考えずに、AppleGoogleのデザインガイドラインにある程度従って画面を作っていくのが正解なんだと思う。

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■アクティングアウト用背景資料の作成

今回は、UX KYOTOの反省を踏まえて、アクティングアウトの準備をしようと・・・しようとしていたのですが、あまり時間が確保できず、背景用資料だけ作るのが精一杯でした。

でも、この背景用資料があったおかげか、この作業は、かなり早く終わらせることができた。

このような作業は、UXというより、社会人としての一般業務スキルな気もする。

 

■アクティングアウトとフィードバック

今回も全チームで最初に、アクティングアウトをやる。私はナレーション役。直前に浅野先生より

「アクティングアウトは、ナレーションが進行や状況説明をし、役者が自分の状況を離さないようにした方が良い」

とのコメントをいただき、ならばと役者のセリフを遮る形でナレーションを入れたりしながら進めました。

先生や、セミナー参加者からのコメント

  • 本当に7億円稼げるの?
  • 今回のサービスは、家族旅行だけではなく、ビジネス利用とか、そう行ったシーンも考えるべきでは?
  • デジタルがない。あとスマホ・アプリで考えるのが正しいの?
  • フレーミングがない

収益については、正直丼勘定で、7億円いくだろうと。というか、今日は一度も考えることがありませんでした。ビジネスが大事なのに・・・反省。

デジタルがないのは、わかっちゃいたけど、どうにもなりませんでした・・・これは次回までの宿題。

フレーミングがない。以前からリフレーミングのコツというか、きっかけが見つけれていない。

でも、先生より「仕事ができる環境が整えてあるのはいいよね」とのコメントが。これ考えついたの私で、なんか嬉しかったです。

 

■懇親会、その他で思ったこと

フレーミングは、UXDの肝だと考えています。逆にリフレーミングがなければそれは、単なるHCDになって、当たり前品質を確保するとか、改善活動や、手戻りを減らす、効率的に開発すると行った効果だけになってしまうと思っています。(私の個人的な認識です。誤っていたら申し訳ありません)

 

今回古民家を家族で貸し切り、1週間の滞在旅行を行うという、サービスを考えていたのですが、「普通に考えて、お父さん、一週間も仕事休めないよね→最近フリーという働き方や在宅勤務もあるなら旅先で仕事もできればいい」という発想で、仕事をするという、フレーミングの範疇で出てきたアイディアでした。

 

でも、懇親会で話していた時に、「しまなみ街道って、本当にコンビニも、何もないよね」っていうところで、「あれっ?何もないのって、おそらく家族旅行とかだと不便に感じてしまうところだけど・・・何もないのが魅力に感じることってないのか?→仕事の合宿所とかなら、何もないところの方が集中できていい?むしろ携帯も圏外ぐらいがいい?」って気づきました。

 

今回のセミナーで「最悪の旅」でリフレーミングをしたんですが、その時はペルソナの問題点でリフレーミングしていました。でも、しまなみ街道という場所のビジネス側面の「最悪なところ」でリフレーミングしてみるのもアリなんだなと思いました。

 

なんか自分でリフレーミングを初めて思いつけたと思っているので、これからもリフレーミングのトレーニングしたいと思います。